Published by
共同通信
共同通信
秋田県の佐竹敬久知事は31日、県のブランド鶏「比内地鶏」を「硬い。値段は(一般鶏の)3倍だが、3倍うまいかは分からない」などと指摘した自らの発言について「言い方やタイミングが悪かった」と釈明した。県庁で記者団の取材に答えた。
佐竹氏は26日、県庁でJA秋田中央会役員らから、8月の記録的大雨被害への支援を求められた際に「『軟らかい鶏が欲しい』という要望が非常に多い。比内地鶏はこのままではじり貧だ。頑固にやっているとつぶれる」などと持論を展開。農業関係者から批判の声が上がっていた。
佐竹氏は、地鶏の売り上げ低迷に、新品種の必要性を提案したと真意を説明した。