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「2016年ミス・アメリカ」のコンテストが13日行われ、主催者が32年前に同コンテストを巡って起きたスキャンダルについて謝罪する場面があった。
現在歌手や女優として多方面で活躍するヴァネッサ・ウィリアムスさんは、1983年に黒人初のミス・アメリカに輝いたものの、ヌード写真がペントハウス誌に掲載されたことが発端となり、称号の返上を命じられた。彼女はそれが無断掲載だったと長年訴えてきたが、今回初めて大会主催側がそれを認めた。
同大会のサム・ハスケルCEOは「今ここで、あなたのミス・アメリカの称号を奪った発言などをすべて撤回したい。あなたがミス・アメリカであることは間違いない」とし、コンテスト中に謝罪した。今回ウィリアムスさんは、審査員として出席していた。
ここ最近、ミス・アメリカのコンテストはABC局から放送を打ち切られたり、受賞時に流される大会のテーマソング、「ミス・アメリカ」の著作権を巡って作曲家と揉めたりと、その人気が低迷しつつある。昨年は、コメディアンのジョン・オリバーさんが、大会組織が地区予選、州大会を含む優勝者や、次点者、一部参加者のために計4500万ドル(約54億円)という巨額な奨学金を提供していたとして、自身の番組内で非難したこともあった。
なお、ことしはジョージア州代表のベティ・カントレルさんが優勝の栄冠を手にした。
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