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共同通信
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大型で強い台風11号は4日、沖縄県・宮古島の北西の東シナ海を北へ進んだ。5日にかけて進路を東寄りに変え、6日には九州へ接近する可能性がある。日本海から東北南部に延びる前線にも影響し、気象庁は沖縄や東日本から西日本で、暴風や高波、大雨による土砂災害に厳重な警戒を呼びかけた。
気象庁によると、台風は沖縄県の先島諸島を暴風域に巻き込み、宮古島と石垣島の間を抜けて北上。沖縄に非常に強い風や猛烈なしけをもたらし、5日以降は西日本を中心に猛烈な風やしけとなる所がある。海上も沖縄や九州、鹿児島県の奄美地方でうねりを伴った高波となる恐れがある。