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共同通信
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滋賀県甲賀市の自宅で孫娘の10代女性に対する強制性交や強制わいせつなどの罪に問われた男に、大津地裁は5日、懲役7年6月(求刑懲役9年)の判決を言い渡した。
畑山靖裁判長は、嫌がる孫の後頭部をつかんで脅して性的暴行に及んだとして「犯行態様は悪質で、女性が受けた苦痛は計り知れない」と指摘。「女性が家族関係の崩壊を恐れて被害を訴えられずにいることに乗じて自己の性欲を満たすためにわいせつな行為を繰り返した」と批判した。
判決などによると、男は2020年8月、中学生だった女性が男の自宅を訪れた際に性的暴行をし、21年3月にも自宅で女性の体を触った。