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共同通信
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日野自動車が、排出ガスのデータ改ざんが発覚した不正なエンジンを搭載していた大型と中型トラックの一部車種の生産に関し、少なくとも2023年夏ごろまで停止する方針を主要取引先に伝えていたことが5日、分かった。ただ、日野自は取材に、実際には生産停止期間と再開の時期は決まっていないと説明した。必要な手続きを終える見通しが立っていないためとみられる。
生産停止が長期化すれば、取引先の部品メーカーの業績悪化にもつながるとみられ、影響が拡大する。
生産を停止方針を伝えたのは、大型トラック「プロフィア」と中型トラック「レンジャー」のうち、排ガス試験で性能を偽装した車種。