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共同通信
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【ミュンヘン共同】1972年ミュンヘン五輪で起きたパレスチナ・ゲリラによるイスラエル選手宿舎襲撃事件から50年の節目を迎えた5日、ドイツ・ミュンヘンの五輪公園で追悼式典が行われた。イスラエルの選手、コーチら11人が死亡する結末となった五輪史上最大の悲劇の犠牲者に、遺族ら参列者が黙とうをささげて悼んだ。
式典ではイスラエル・オリンピック委員会のヤエル・アラド会長が「イスラエル出身でユダヤ系だったという理由だけで選手たちは殺された。イスラエルにとって大きな損失だった」と神妙な面持ちで振り返った。