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共同通信
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政府は6日、ガソリン価格抑制のため石油元売り会社に支給している補助金制度について、期限をこれまでの9月末から、年末まで延長する方針を固めた。原油価格が高止まりしており、補助をやめると生活や経済活動への影響が大きいと判断した。実際に延長されれば、財政負担も2兆円を大きく超えることになる。
現行の制度は、レギュラーガソリンの全国平均価格が1リットル当たり168円を超える場合に35円を上限に支給。それでも168円の目標価格を超える分については半額を出している。10月以降は単純に同じ条件で延長はせず、補助金額を縮小するなどの見直しを含めて与党と調整している。