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共同通信
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静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」の通園バスに取り残された河本千奈ちゃん(3)が死亡した事件で、静岡県が昨年11月に園を定期監査した際、バス運行の安全管理状況を聞き取ったものの、園の危機管理マニュアルを確認していなかったことが7日、県への取材で分かった。
県は近く認定こども園法に基づき園を特別監査し、千奈ちゃんが死亡した5日の状況などを職員らから聴く方針。
県福祉指導課によると、県は昨年8月の政府の通知を受け、幼稚園や保育園にバス運行時の子どもの人数確認や、事故への対応手順を定めたマニュアルの見直しを求めた。