NY円、一時143円08銭

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共同通信

【ニューヨーク共同】連休明け6日のニューヨーク外国為替市場の円相場はドルに対して大幅下落し、一時1ドル=143円08銭と1998年8月以来、約24年ぶりの円安ドル高水準を更新した。米長期金利が上昇したことで金融緩和を続ける日銀との方向性の違いが改めて意識され、日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが進んだ。

 午後5時現在は、前週末比2円67銭円安ドル高の1ドル=142円74~84銭を付けた。ユーロは1ユーロ=0.9902~12ドル、141円33~43銭。

 朝方発表された米サプライ管理協会の8月の非製造業景況調査で、総合景況指数が市場予想を上回った。