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共同通信
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【上海共同】新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)中に無許可で菓子パンを販売したベーカリーに、中国上海市当局が58万5千元(約1200万円)の罰金を科し、住民から厳しすぎると非難が相次いでいる。ベーカリーの支援が呼びかけられ、当局は釈明に追い込まれた。
中国メディアによると、ベーカリーは韓国系で、3月下旬に始まった市の封鎖で工場は稼働を停止したが、生産許可のない研修施設で4月23~26日にパンやケーキなどを製造し、インターネット販売で400セットを売り上げた。
市が8月中旬、売り上げの没収と罰金処分を決めると、SNSで批判が殺到した。