首相、あす国葬を国会説明

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共同通信

 与野党は7日の衆院議院運営委員会の理事会で、安倍晋三元首相の国葬に関する閉会中審査を8日午後に開催する日程で合意した。岸田文雄首相が出席し、6日公表した総額16億6千万円程度の国葬費用や、国葬実施を決めた理由を説明する。野党は質疑で積算根拠などを追及する方針だ。

 政府は国葬費用について、警備費を8億円程度、外国要人の接遇費を6億円程度と試算している。立憲民主党などは詳細な積算根拠のほか、追加費用が発生する可能性についてもただす構えだ。

 閉会中審査は参院でも衆院と同様の形式で行うと申し合わせており、7日午後の参院議運委理事会で日程を協議する。