「購入時の身分証明書必要」は誤報 ホイップクリーム巡る法解釈

 

 

「購入時の身分証明書必要」は誤報

ホイップクリーム巡る法解釈

 

Photo: ジョセフ・アダボ州上院議員の公式ツイッター(@SenJoeAddabbo)より

 

 ニューヨーク州で、スプレー缶入りホイップクリームの21歳未満への販売を禁止する法律が施行され、購入には21歳以上であることを証明する身分証明書の提示が必要―。各メディア(本誌8月30日付号で既報)で相次いだ報道は、新法の誤った解釈による「誤報」と判明した。シークレットNYCがこのほど伝えた。

 法律を提案したジョセフ・アダボ州上院議員は、年齢制限の対象となるのは、ホイップクリーム缶そのものではなく、キャニスターの中にある小型の個別チャージャーやカートリッジであると説明。ツイッターに「私の法案の文言と意図に誤解があった」とする声明を投稿した。

 州食品産業連合会やニューヨーク・コンビニエンス・ストア協会などのビジネス団体は当初、法案の意図が正確に理解できず、身分証明書提示のポリシーを客に伝えるよう各店に通知していた。

 ハイになるために、ホイップクリーム缶の中に入っている亜酸化窒素の容器(別名「ウィピット」)を吸引する若者が多いことを理由に、同州では昨年11月、21歳未満へのホイップクリーム缶のチャージャーの販売を禁止が法制化。違反が見つかった場合、初犯は最高250ドル、その後はそれぞれ最高500ドルの民事罰が課せられる。

 


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