北朝鮮、農村振興法を採択

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共同通信

 【北京共同】北朝鮮メディアは8日、国会に当たる最高人民会議が7日に平壌の万寿台議事堂で開かれ、農村振興を図る「社会主義農村発展法」などが全会一致で採択されたと報じた。会議は続くとしており、8日に政府高官人事が扱われる見通しだ。7日の金正恩朝鮮労働党総書記の出席は伝えられていない。

 崔竜海最高人民会議常任委員長が司会を務めた。社会主義農村発展法の新設は、金正恩氏が昨年末の党中央委総会で食料問題解決のため農業支援を強化すると表明したことに伴う措置。ほかに「園林緑化法」も採択された。最高人民会議開催は今年2月以来。