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共同通信
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自民党の茂木敏充幹事長は8日、党本部で記者会見し、所属国会議員と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側との接点確認調査結果を公表し、何らかの接点が確認された議員は179人だったと明らかにした。教団側に選挙支援を依頼したのは、斎藤洋明衆院議員と井上義行参院議員の2人だったとも説明。氏名を公表した議員数は111人に上るとした。
茂木氏は「結果を重く受け止め、率直に反省する」と強調。今後、教団側と一切関係を持たない党方針を徹底する考えを示した。これに先立ち、岸田文雄首相(党総裁)も衆院議院運営委員会で「国民の信頼回復に努めていきたい」と述べた。