1日にアリゾナ州で行われたNFLファイナル、第49回スーパーボウルは、ニューイングランド・ペイトリオッツが劇的な逆転劇でシアトル・シーホークスの2連覇を阻み、興奮の優勝で幕を閉じた。モデルのジゼル・ブンチェンさんの夫でペイトリオッツのクォーターバック、トム・ブレイディ選手がMVPを獲得した。
多くの人が自宅やスポーツバーで観戦し、マンハッタン区などのスポーツバーの看板には「スーパーボウル観戦できます!」の文字が踊った。試合自体も手に汗握る展開ながら、本来は“ちょっと一息”できるはずのCMやハーフタイムも充実の内容で、まさに休むところなしだった。
大半の米国人が見るとあって、各社のCMはさすがの力の入り様。バドワイザー社の「泣ける話」が半歩リードというところか。
国歌斉唱を務めたのは、「アナと雪の女王」エルサ役のイディナ・メンデルさん。尊敬するホイットニー・ヒューストンさんも務めた国歌斉唱の名誉へのプレッシャーを“レリゴー”した見事な歌い上げだった。
ケイティ・ペリーさん主演のハーフタイムショーも盛り上がり、ペリーさんへのネガティブな反応は少ないものの、ゲスト出演したレニー・クラヴィッツさんやミッシー・エリオットさんのパファーマンスは圧巻で、インパクトが強かったようだ。