「癒やしと強さ与えた」

Published by
共同通信
8日、英国のエリザベス女王が死去し、演説で言葉を詰まらせるカナダのトルドー首相=バンクーバー(カナディアンプレス提供・AP=共同)

 【ニューヨーク共同】英連邦の一員として英国王を元首とするカナダのトルドー首相は8日、エリザベス英女王の死去を受けてビデオ声明を発表し「入り組んだ世界において、彼女の優雅さはわれわれに癒やしと強さを与えてくれた」と悼んだ。

 トルドー氏は「最愛の人の1人」だったと述べた上で、カナダが1867年に英領から自治領になったことを念頭に「カナダの歴史のほぼ半分、われわれの女王だった」と指摘。70年間にわたって「カナダ国民に深い愛情を注いでくれた」と謝意を示した。