安全なバス運行誓う集い

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共同通信

 2016年に長野県軽井沢町で大学生ら15人が死亡、26人が重軽傷を負ったスキーバス転落事故を受け、遺族会と国土交通省、日本バス協会など関係者が一堂に会し「安全安心なバス運行を誓う集い」が10日、軽井沢町で開かれた。町内のバス運行会社も訪問し、再発防止策をまとめた啓発チラシを手渡した。

 集いは今年1月に続いて2回目。事故で亡くなった田原寛さん=当時(19)=の父で遺族会代表の義則さん(56)は「より具体的な活動をしたいとの思いがあり、チラシを作った。日本バス協会には軽井沢にとどまらず、全国に思いを届けていただきたい」と求めた。