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共同通信
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【エディンバラ共同】エリザベス英女王のひつぎは11日朝(日本時間夕)、静かに北部スコットランドのバルモラル城を離れた。沿道のところどころに集まった多くの市民らに見守られながら、国葬が執り行われるロンドンに向けた最後の旅が始まった。
王室旗がかけられ、白い花輪がふたの上に供えられたひつぎは、後部が透明の霊きゅう車に乗せられ、計7台の車列の先頭で経由地となる中心都市エディンバラへ。車列が通過するスコットランド各地の沿道には喪服姿の市民らが多く駆け付け、ゆっくりと過ぎ去る女王を見送った。