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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は2001年9月の米中枢同時テロから21年を迎えた11日、現場の一つとなったワシントン近郊の国防総省で追悼式典に出席した。演説で「テロリストが葬り去ろうとした権利と自由を保障する民主主義を守る義務がある」と強調し、米国への攻撃を防ぐための取り組みに終わりはないと訴えた。
米国は、同時テロを首謀した国際テロ組織アルカイダ初代指導者ビンラディン容疑者を11年に殺害し、今年7月にはアルカイダ最高指導者のザワヒリ容疑者を無人機で殺害。バイデン氏は演説で「われわれは決して休まず、忘れず、諦めない」と強調した。