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共同通信
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気象庁は12日、浅間山(群馬、長野両県)で山体の浅い場所を震源とする火山性地震が増加していると発表した。火口から500mの範囲に影響を及ぼす程度のごく小規模な噴火や突発的な火山灰の噴出、火山ガスへの注意を呼びかけている。噴火警戒レベルは1の「活火山であることに留意」を維持した。
気象庁によると、浅間山の地震活動は低調だったが、12日午後1時ごろから午後7時までに65回の火山性地震を観測した。
浅間山は、火山性地震が続くなどした2021年3月、噴火警戒レベルを1から2の「火口周辺規制」に引き上げたが、減少傾向になったことなどから同8月に1に引き下げた。