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共同通信
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長崎原爆の日を風化させないようにと、原爆がさく裂した時刻の8月9日午前11時2分に日常を捉えた写真を集める「忘れないプロジェクト」の写真展が13日、長崎市のナガサキピースミュージアムで始まった。月曜休館で10月2日まで。
新聞やSNSで8月に募集。家で寝転ぶペットや黙とうをささげる人の写真など、国内外から計218枚が寄せられた。親子3人が公園で遊ぶ写真には「子どもが遊ぶ平和な光景、この日常がいつまでも続きますように」との撮影者のメッセージが添えられた。
原爆さく裂時刻に黙とうする人が年々減り、風化を感じた被爆者小川忠義さんが2009年に始め、14回目。