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共同通信
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防衛省は13日、全自衛隊を対象にしたハラスメントに関する特別防衛監察を同日から始めたと発表した。浜田靖一防衛相が監察計画をこの日承認した。10月末を締め切りとして、ハラスメントの相談をしたのに適切な対応をしてもらえない場合や、上部組織への報告を怠っているといったケースを申し出るよう求める。重大性や犯罪性があると判断すれば、締め切りを待たずに、関係者への聞き取りや部隊への立ち入りに入る。
今回の監察では、セクハラやパワハラなどハラスメント全般を調べる。自衛隊員全員へのアンケートではなく、隊員に対し、問題ケースを申し出るよう求める形で実施する。