バスに安全装置義務化を

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共同通信

 小倉将信こども政策担当相は14日、保育所や認定こども園の団体関係者らと東京都内で面会した。静岡県牧之原市の認定こども園で女児(3)が通園バスに置き去りにされて死亡した事件に関し、全国小規模保育協議会の駒崎弘樹理事は、バスで園児を見落とさないようにするため、ブザーなど安全装置の設置義務化を求めた。

 駒崎氏は「ヒューマンエラーはゼロにできない。精神論で片付けてはいけない」と述べた。

 小倉氏は「子どもを預ける保護者の不安や、責任感を持って働く職員の精神的ストレスを一刻も早く解消しなければならない」と応じ、10月に政府の緊急対策を取りまとめる方針を改めて説明。