今冬の光熱費、大幅増となる見通し
コンエド、節約を呼び掛け
電気・ガス供給会社コンソリデーテッド・エディソン(コンエド)は、この冬の光熱費が例年に比べて20~30%と大幅に増加すると予測、ニューヨーク市民に節約を呼び掛けている。値上がりの理由を、電気、天然ガスの市場価格高騰とロシアのウクライナ侵攻による世界的な影響だとしている。タイムアウトが13日、報じた。
コンエドが先週発表したプレスリリースによると、月平均165サームのガスを使用する顧客について、今年11月から来年3月までの間、1カ月分のガスの請求額が昨年の348ドルから32%増の460ドルに増える見通し。また、今冬1カ月に300キロワット時の電力を使用する市内の家庭では、昨冬の95ドルから22%増の約116ドルの電気代を支払うことになるという。
同社は、光熱費を節約するためのヒントをいくつか紹介。①暖房機の温度設定を、快適な低めの温度に設定する(1度下げるごとに暖房費が減る)②換気口が家具でふさがれていないことを確認する③窓のシェードを季節ごとに取り替える、④電球をLED電球に取り替える―などを挙げている。
光熱費の支払いが困難な顧客のサポートとして、支払いプランを提供している。
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