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共同通信
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「敬老の日」(今年は19日)を前に、厚生労働省は16日、全国の100歳以上の高齢者が過去最多の9万526人になったと発表した。9万人を超えるのは初めてで、昨年から4016人増え52年連続増。全体のうち女性が8万161人と88.6%を占めた。男性は1万365人。最高齢は115歳だった。
厚労省の担当者は「医療や介護が充実していることなどが増加の要因だ」とした上で「増加数の伸び率は落ち着きつつある」と説明した。
老人福祉法で「老人の日」と定めた15日時点で100歳以上の高齢者の数を、1日時点の住民基本台帳を基に集計した。