Published by
共同通信
共同通信
16日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=143円台前半で取引された。
午後5時現在は前日比12銭円高ドル安の1ドル=143円44~47銭。ユーロは42銭円高ユーロ安の1ユーロ=142円81~85銭。
市場では政府・日銀が為替介入に踏み切るのではないかとの思惑が広がっており、朝方は円買いドル売りが先行して始まった。
ただ米連邦準備制度理事会(FRB)が積極的な金融引き締めを続けるとの見方は根強く、円を売ってドルを買う動きも見られた。
「3連休を控え、積極的に持ち高を一方に傾ける動きは限られた」(外為ブローカー)との声もあり方向感が出にくい展開となった。