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共同通信
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第1管区海上保安本部(小樽)は17日、北海道・知床岬付近の海岸で、男性とみられる遺体を発見、収容するとともに、人の骨盤の可能性がある骨も回収した。ボランティアで捜索していた男性漁師(59)が発見、通報した。知床半島沖で沈没した観光船「KAZU 1(カズワン)」の乗客乗員の可能性があり、道警の協力を得てDNA型鑑定を実施し、身元確認を進める。
乗客乗員計26人を乗せたカズワンは4月23日、今シーズンの運航初日に半島沖合で沈没。これまでに半島周辺や北方領土・国後島、ロシア領サハリンで計18人が見つかり、いずれも死亡が確認され、残る8人が行方不明となっている。