Published by
共同通信
共同通信
髪形や服装などを理不尽に縛る「ブラック校則」を改善しようと、党派を超えた全国の市議など約20人が17日、オンラインで会合を開き、「校則と児童生徒指導を考える地方議員連盟」を設立した。不定期で勉強会を開き、国への政策提言などに取り組む考えという。
会長に就任した千葉県流山市の野田宏規市議は「中学生の時に『男なのだから髪を切れ』と先生に言われて、おかしいと感じた。自由は憲法で保障されているのに、人権侵害に当たるような校則もある」と指摘。交流サイト(SNS)を駆使して意見交換を密にするほか、各地の児童生徒との連携を試みる方針を確認した。