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共同通信
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【北京共同】中国の王毅国務委員兼外相は、16日終了した習近平国家主席の中央アジア訪問を、「大国、大党の領袖としての責任感を示したものだ」と絶賛した。国営通信の新華社が17日伝えた。習氏が共産党総書記続投を目指す党大会を10月に控え、外交の場を利用して権威付けを進めた形だ。
王氏は、習氏がカザフスタン、ウズベキスタンを訪問し上海協力機構首脳会議にも出席したことで「ユーラシア大陸に活力を与え、地域に安定要素をもたらした」と強調した。
中国政府によると、ウズベクのミルジヨエフ大統領は15日、習氏に勲章を授与し「世界で最も偉大な政治家、卓越した領袖」とたたえた。