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共同通信
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【台北共同】台湾南東部で18日起きたマグニチュード(M)6.8の地震で、当局によると、負傷者は19日までに142人となった。死者は1人。倒壊した家屋などに閉じ込められている住民がいる可能性があり、当局は救助活動を続けている。
一時遅れが出た高速鉄道の運行は正常化したが、在来線では東部花蓮県で線路がゆがんだため一部区間で運行を停止。道路も山間部の一部で土砂崩れのため通行できなくなっている。空の便に影響は出ていない。
当局によると、負傷者は花蓮県と南東部の台東県に集中。地震により約2万1800戸が停電、約5400戸で水道が止まったが、復旧が進んでいる。