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共同通信
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【北京共同】中国の外交担当トップ、楊潔チ・共産党政治局員は19日、訪中したロシアのパトルシェフ安全保障会議書記と福建省で協議し、合同演習やパトロールといった軍事協力を進める意向で一致した。ロシア安全保障会議が発表した。
パトルシェフ氏はプーチン大統領の最側近として知られる。
発表によると両者は会談で、台湾や朝鮮半島を含むアジア太平洋地域の軍事・政治情勢に関し、米国やその同盟国の側が緊張を高めているとして懸念を表明。ウクライナ情勢も協議した。
中国外務省によると、楊氏は両国関係について「力強く発展する勢いを終始保っている」と評価した。