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ニューヨーク市政監督官のレティシア・ジェームズ氏が23日に発表した「ワースト・ランドロード」のリストに、2009年以降住人がいないアパートの所有者マーク・トレス氏がランク入りしていることが分かった。トレス氏は「住人がいないビルなのにリスト入りはおかしい」と不満を述べている。
問題のアパートは、西57丁目の400番地にある、ウィンダミア・アパートで、同リストでは違反物件数649棟中25位となっている。しかし市住宅保全開発委員会の記録では、最後に違反が記録されたのは、所有者が同氏になる以前の2008年となっており、トレス氏が所有後の違反は市建設局からの1件だけだという。
これについて市政監督官の広報担当者は、「例え住人がいなくても、建物の一部が落下するなど事故の危険性があり、実際これまでに2件の通報がある」と指摘している。
同アパートは前オーナーによる住人への嫌がらせが摘発されて刑事事件にまで発展したため、それ以降住人は全て退去していた。トレス氏は「建物は現在ブティックホテルとして営業するために改装中で、2年以内の完成を目指している」と話したが、建物の違反を放置していることについてはコメントを拒否した。
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