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共同通信
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静岡県牧之原市で女児(3)が通園バスに置き去りにされて死亡した事件を受け、富山南署は20日、車内に取り残された際にクラクションを鳴らして助けを呼ぶ訓練を、富山市大町の伸和学園堀川幼稚園で実施した。
年長園児40人が、車でかくれんぼをしていて閉じ込められたという想定の寸劇を見た後、普段自分の乗る通園バスなどでクラクションの鳴らし方を練習。警察官や園職員が、両手でハンドルの真ん中を長く押し続けるよう指導した。池田健悟ちゃん(6)は参加後に「(もし閉じ込められても)できそう」と話した。
牧之原市では5日、女児が約5時間、置き去りにされ、熱中症で死亡した。