女子受験生に保護観察処分

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共同通信

 大学入学共通テスト問題の流出事件で、大学入試センターの業務を妨害したとして、偽計業務妨害容疑で書類送検された後、家裁送致された女子受験生(19)について、大阪家裁は20日、保護観察処分の決定を出した。

 東京地検は3月、偽計業務妨害容疑で書類送検されていた女子受験生を東京家裁に送致。その後、大阪家裁に移送されていた。在宅での調査となったため、大阪府内の大学に通いながら東京都内の有名私立大を目指していた受験生の生活環境などを考慮したものとみられる。受験生は容疑を認めていた。