RELATED POST
米連邦調査局(FBI)は、ことしのブラックフライデーにおける銃購入のための身元調査の件数が、史上最多を記録していたことを明らかにした。
米国で銃を購入する際には、犯罪歴や精神障害の有無を確認するためFBIによる身元調査が必要となるが、FBIが調査に使用する即時犯罪照会システムの記録によると、ことしのブラックフライデーには1秒間に2件という頻度の18万5345件の身元調査が行われたという。17万5754件の身元調査が行われた昨年のブラックフライデーと比較すると5%の増加で、これまでの最多記録であったコネチカット州のサンディフック小学校で銃乱射事件が起きた2012年12月21日の2週間後の記録を上回る件数となった。
記録によると、調査対象となった新しい銃購入者には、ミレニアル世代と呼ばれる1980〜2005年の間に生まれた世代や女性も目立ち、対人殺傷用銃器を所持することにより政治的立場を主張しようとする者なども含まれていたという。
記録が更新された日は、コロラド州コロラドスプリングの医療施設で、男が銃を乱射し3人の死者と9人の負傷者を出す事件が起きた日と重なった。
1998年に同制度が開始されて以降、2億2000万人以上が身元調査を受けたが、銃の購入に不適格と判断されたのはわずか120万人だけだという。
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも
-
老舗廃業、かつては売り場面積最大の店も
-
ロス山火事、安否不明「多数」
-
「2025年に訪れるべき52の場所」ニューヨーク・タイムズが富山県を選出 隈研吾のガラス美術館にも注目
-
NY、NJ州境で大規模山火事 マンハッタンの「3分の1相当」が延焼か
-
日本国旅券(パスポート)の国内集中作成開始に伴う留意事項 在NY日本国総領事館
-
ウェグマンズに待望の「寿司レストラン」がオープン 場所はマンハッタン、キーは現代的な日本食か
-
津山恵子のニューヨーク・リポートVol.47 中居氏の謝罪、アメリカではあり得ない ジャニーズ問題を繰り返し人権蹂躙
-
異色ユーチューバー、ラオスでの児童買春を投稿、卑劣さが物議…海外での犯罪も罪成立