「ブチャと同じ」と市長

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共同通信

 【キーウ共同】ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ブチャのフェドルク市長は20日の記者会見で、ロシア軍から奪還した東部ハリコフ州イジュムで460人以上の集団埋葬地が見つかったことについて、ブチャと同様に「殺害や拷問が行われていた」と述べてロシアを非難した。

 2月のロシア軍侵攻後にブチャは制圧され、3月末に解放された。フェドルク氏によると、ブチャで殺害された400人以上のうち、約1割の身元が今も特定されていない。約3割の市民は市外に避難したままだという。

 フェドルク氏は「冬が近づいている」と指摘。住宅再建を支援していると述べた。