ドーベルマン盗、女3人有罪判決

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共同通信

 千葉県木更津市の男性宅から大型犬ドーベルマンを盗んだとして、窃盗と住居侵入の罪に問われた千葉県松戸市の無職岡島愛被告(30)と、埼玉県草加市のペットホテル経営高橋里衣被告(30)ら女3人に千葉地裁木更津支部は21日、いずれも懲役1年執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。

 谷池厚行裁判官は「飼い主の飼育方法に不適切な部分があったとはいえ盗んでまで被告らの望む飼育環境を実現しようとするのは独善的」と指摘。反省している点を執行猶予の理由とした。

 同じ動物保護団体所属だった3被告は初公判で起訴内容を認め、岡島被告は「保護目的だった」と動機を述べていた。