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共同通信
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【ニューヨーク共同】訪米中の岸田文雄首相は国連での首脳外交を本格化させた。20日午後の総会の一般討論演説では、ウクライナに侵攻するロシアを「断じて許してはならない」と名指しで批判。安全保障理事会の改革など国連の機能強化を訴えた。尹錫悦韓国大統領との接触を視野に入れる。バイデン米大統領との会談も模索する。包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期発効を目指し、初の首脳級会合も主催した。
日本の首相が現地で演説するのは3年ぶり。国連総会で北朝鮮を除き国名を挙げて批判するのは珍しい。
総会での演説後、首相は英国のトラス新首相と初の首脳会談を実施した。