米、3連続0.75%利上げ

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共同通信
FRBのパウエル議長(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は21日、金融政策を協議する連邦公開市場委員会(FOMC)で、主要政策金利について通常の3倍となる0.75%の引き上げを決めた。0.75%の利上げは6、7月に続き、3会合連続。物価高が収まらず、異例の金融引き締め策が長期化している。

 利上げは今年3月に事実上のゼロ金利政策を解除して以降、5会合連続。短期金利の指標フェデラルファンド(FF)レートの誘導目標を今回、3.0~3.25%とする。米国債など保有資産の縮小も続け、市場に出回る資金を減らす。