クリムトの体験型デジタルアート展
ランドマーク銀行ビルに展示場
ロウアーマンハッタンに14日にオープンしたデジタルアート展示場「ホール・デ・リュミエール」で年末までの間、ウィーンの偉大な芸術家、グスタフ・クリムトの黄金色に輝く官能的な絵画に浸ることができる体験型アート展が開催されている。
この展示場は、チェンバーズ・ストリート49番地のランドマークビルで、かつてのエミグラント工業貯蓄銀行の窓口と金庫室を利用。開催中の「グスタフ・クリムト:ゴールド・イン・モーション」は、ステンドグラスの天窓や弓形折り上げ天井、大理石の壁など、歴史的建築物全体にわたり、高さ30フィートのクリムトの代表的な作品のイメージが映像投影されている。背景には、今回のために特別に編曲されたBGMが流れる。さらに、クリムトに着想を得た作品と、より抽象的な作品2点を含む短いデジタル作品を空間とショーの中で体験できる。
プレスリリースは「同展示場は、近年ニューヨーク市内で開催されてきた多くの体験型ポップアップとは異なり、様々な世界的アーティストの作品をもとに、10〜12カ月ごとにまったく新しいカスタムキュレーションの展示を行う、常設体験型アート展示場」と強調する。チケットは大人30ドル、5〜16歳は15ドル(5歳未満は無料)、シニアと軍人には割引がある。
チケット
https://www.halldeslumieres.com/
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