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共同通信
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【ニューヨーク共同】21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅利上げを決めたのを受けて続落し、前日比522.45ドル安の3万0183.78ドルで取引を終えた。パウエルFRB議長が今後も積極的に利上げする方針を強調し、景気後退に陥るとの懸念が高まってほぼ全面安となった。
FRBはこの日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場が有力視していた0.75%の利上げを決定。パウエル氏は記者会見で米経済を適度に減速させる軟着陸は「非常に困難」との認識を表明し、投資家がリスク回避姿勢を強めた。