【日時】前夜祭、3月13日(金)午後7時~9時
3月14日(土)午前11時~午後9時/15日(日)午後1時~7時半
【場所】All Souls Unitarian Church: 1157 Lexington Ave & 80th St
【料金】前売り: 12ドル/当日: 15ドル
【Web】www.nypff2015.eventbrite.com
今回で8回目の開催となる「ニューヨーク平和映画祭」が、アッパーイーストサイドにあるオール・ソールズ・ユニタリアン教会にて行われる。公募・招待作品の全13を英語、もしくは英語字幕・吹替えて上映する。
13日午後7時から9時までは前夜祭とし、参加作品の予告編上映他、ドラマ短編2作品を上映。国際的に活躍するロンドン在住の俳優であり映画監督の梶岡潤一氏が実話を元にインパール作戦から帰還した元日本兵の赦(ゆる)しを描く短編作品『インパール1944』を上映する。入場無料だが予約が必要なので、興味のある人はinfo@nypeacefilmfest.comまで連絡を。
14日からの2日間は、深刻さが増す地球温暖化やエネルギー資源問題、世界中の被爆者に目を向けた核問題、紛争の続く中東問題やアフリカ紛争後の人々の暮らしを追った作品など、混沌とした世界の中のさまざまな問題を取り上げた作品を上映する。戦後70年の節目の今年、巨匠黒沢明監督が長崎原爆を体験した祖母を訪れる4人の孫たちのひと夏の体験を描いた作品、「八月の狂詩曲(ラプソディー)」(1991年)も名作選として上映。
今年は東日本大震災から5年目であるため、古波津陽監督によるドキュメンタリー映画『1/10 Fukushimaをきいてみる2013』をニューヨークで初上映する。NHK大河ドラマ『八重の桜』、朝ドラ『花子とアン』やテレビコマーシャルなどに出演する福島出身の女優佐藤みゆき氏が、原発事故後を経て今なお福島に暮らすふるさとの人たちを訪れ、彼らの「今」を伝える。今後も取材を重ねながら、10年計画で毎年1作品を制作し、福島の変化と復興のプロセスを追うというプロジェクトの初回作品。
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3月13日(金)
午後7時〜9時
『インパール1944』梶岡潤一監督、『My Fellow Americans』 Garret Laver監督
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3月14日(土)
午前11時『1/10 Fukushimaをきいてみる2013』(NY初上映、古波津陽監督、上映後スカイプQ&A)
午後1時『Life After Conflict in Burundi』(Tony Heriza監督、上映後Q&A)
午後1時55分『Partners for Peace』(Edward Kucerak監督、上映後Q&A)
午後4時『The Future of Energy』(Brett Mzurek監督)
午後5時25分『Project Light from Rwanda to Newtown – A Journey of Hope, Healing, and Possibility』 (Lori Leyden監督、上映後Q&A)
午後7時『八月の狂詩曲(ラプソディー)』(1991年、黒沢明監督)
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3月15日(日)
午後1時『L’Algerie de Gaulle et La Bombe (Algeria, de Gaulle and the Bomb)』(Larbi Benchiha監督、上映後スカイプQ&A)
午後2時20分『Groundswell Rising』(Matt & Renard Cohen監督、上映後Q&A)
午後3時50分『Some of My Best Friends are Zionists』(Bruce Robbins監督、上映後Q&A)
午後5時『Crisis in Congo』(congojustice.org製作)
午後5時35分『Nuclear Savage: The Secret Island project 4.1』(Adam Jonas Horowitz監督、上映後Q&A)
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