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共同通信
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22日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで急落し、一時1ドル=145円90銭を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅利上げを決定した一方、日銀は大規模な金融緩和策を維持。日米の金融政策の違いが意識され、投資家が運用に有利なドルを買った。
政府と日銀による為替介入を受け、その後の海外市場では、一時急速に円高ドル安が進んだ。
東京市場の午後5時現在は前日比2円03銭円安ドル高の1ドル=145円77~78銭。ユーロは1円05銭円安ユーロ高の1ユーロ=143円50~54銭。
日銀の黒田東彦総裁は22日の会見で、改めて金融緩和政策を維持する方針を強調した。