ネット不正送金が急増

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共同通信

 警察庁は22日、インターネットバンキングでの不正送金被害が、8月から今月15日までに暫定値で254件(被害額約3億8200万円)と急増していると明らかにした。2022年上半期(1~6月)は145件(同約3億2100万円)だった。

 警察庁によると、多くは金融機関を装った「フィッシングサイト」と呼ばれる偽サイトによるものとみられ、誘導するメールが多数確認されている。警察庁は、メールやショートメッセージサービス(SMS)に記載されたリンクから接続したサイトに、IDやパスワードを入力しないよう注意を呼びかけている。