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共同通信
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広島県東広島市のJR山陽線西高屋―西条間で21日に2人が普通電車にはねられ死亡した事故で、2人が同市に住む13歳と15歳の中学生姉妹だったことが22日、東広島署や県教育委員会への取材で分かった。
署や県教委によると、2人は県内の公立中に在籍。署は、現場の状況などから自殺の可能性が高いとみて調べている。学校側は在校生を対象に、亡くなった2人の周辺状況を調査するための面談やアンケートを実施する方針。県教委は、生徒の心のケアのためカウンセラー派遣も検討する。
県教委の平川理恵教育長は22日、「将来のある生徒の命を守れなかったことは、痛恨の極み」とコメントした。