北京で「日中交流二千年」展覧会

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共同通信

 【北京共同】奈良県と中国の清華大は23日、日中国交正常化50周年を記念した展覧会「日中交流二千年 アジアをつなぐ美と精神」の開幕式を北京の清華大芸術博物館で行った。荒井正吾知事は「両国の友好発展に向け、展覧会は大きな意味を持つ」とのビデオメッセージを寄せた。

 展覧会は9月24日から12月4日までで、双方が交流の歴史を振り返る計約180点を出展。奈良県からは「飛鳥美人」として知られる高松塚古墳(奈良県明日香村)壁画女子群像や法隆寺金堂壁画の複製陶板の他、土偶や埴輪を展示した。中国側も銅鏡などを公開した。