海保、船長の死亡確認

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共同通信
海面上までつり上げられた観光船「KAZU ☆(ローマ数字1)」=5月、北海道斜里町沖

 第1管区海上保安本部(小樽)は24日、北海道・知床岬付近の海岸で17日に見つかった遺体の身元が、近くで沈没した観光船「KAZU 1(カズワン)」の豊田徳幸船長=当時(54)=と確認されたと発表した。DNA型鑑定を実施していた。

 豊田船長の遺体は、ボランティアで捜索していた羅臼町の男性漁師が17日午前に知床岬の啓吉湾周辺で発見した。半ズボンのような衣服を身に着けた状態だった。

 4月23日に発生した事故では、乗客乗員26人のうち、19人の死亡が確認され、行方不明者は7人となった。