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共同通信
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米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)を運用する空軍第18航空団司令官デイビッド・エグリン准将が24日までに共同通信の単独インタビューに応じ、台湾への統一圧力を強める中国に関し「一線を越え、国際社会が受け入れられない行動を取らないよう準備を整えている」とけん制した。
嘉手納基地は極東最大級の空軍の拠点。8月のペロシ米下院議長の台湾訪問時には外来機が多数飛来し、米中対立激化に伴う動きが注目される。
エグリン氏は、嘉手納基地を戦略的に重要な場所にある「太平洋の要石」と表現。状況によっては兵力を追加し、即応態勢を厚くする余地もあると強調した。