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共同通信
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北海道旭川市で昨年3月、凍死した状態で見つかった中学2年広瀬爽彩さん=当時(14)=がいじめを受けていた問題で、第三者委員会が24日に記者会見し、すでに公表している最終報告書でいじめと自殺の因果関係の判断を回避した理由について、十分に資料提供を受けられなかったためと釈明した。
また会見に同席した市教育委員会の黒蕨真一教育長は一連の問題を巡り、引責辞任することを明らかにした。
遺族側は「必要な資料は提供している。信頼関係を築こうとしない第三者委に強い不信感と違和感があり、新たな提出には慎重にならざるを得なかった」と反論した。