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共同通信
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【ロサンゼルス共同】第2次大戦中、米国で強制収容された日系人12万人超の名前を初めて記録した「慰霊帳」が完成し、ロサンゼルスの全米日系人博物館で24日、記念セレモニーが開かれた。日系人強制収容につながった1942年の大統領令署名から今年で80年を迎えており、収容された経験を持つ日系人や家族、宗教関係者ら約200人が参加した。
南カリフォルニア大のダンカン・隆賢・ウィリアムズ教授(53)が中心となり作成した。ウィリアムズ教授は「強制収容で、実際に人々が家や教育機会を失い、人生を妨げられた。一人一人の名前を正確に記録することは重要だ」と意義を強調した。